Minecraft Forge 1.13.2版のセットアップが変わった
このブログでは初めての数学以外の記事ですかね?
なんだか久しぶりにForgeに触ってみたらセットアップから仕様が変わっててビビったのでメモしておきます。(日本語で解説してるサイトも無いようなので)
1.12.x以前から1.13.xへの変更点まとめ
gradlew setupDecompWorkspaceの廃止
今まではforgeのmdkを解凍してすぐに実行していたこれが廃止されました。
じゃあどうするのかって話なんですが、"gradlew genEclipseRuns"だけでよくなったようです。(今までの"gradlew eclipse"の代替)
Eclipseユーザーならバッチファイルに以下のように書いて実行すればOK。
gradlew genEclipseRuns
これで、ソース側の下準備は終わりです。
ただ、変更点はまだありまして……。
eclipseフォルダーが無い
今までならコマンドの実行が終わったらフォルダの中に「eclipse」というフォルダーができて、それをEclipseのワークスペースにしていましたが、それができなくなりました。
しょうがないので、Eclipse側でプロジェクトのインポートをします。
まずEclipseを開いて、「ファイル」→「インポート」と進みます。
出てきたウィンドウの中で「Gradle」を開き、「既存の Gradle プロジェクト」をクリック。
そしたらルートのディレクトリにForgeのmdkのフォルダ(.projectとかが置いてあるディレクトリ)を指定して「完了」。少し待てばプロジェクトがインポートされます。
デバッグのやり方とか
セットアップ段階での変更点は上でほぼ終わりですが、デバッグ周りがいろいろ変更されてるので書きます。
プロジェクトのプロパティを開いて、「実行/デバッグ設定」というところを見ると「runClient」と「runServer」というのがあるかと思います。
(無かったらインポートのやり方とか間違えてます)
このどちらかを開いて「環境」タブを開いてみてください。
環境変数がずらっと並んでるかと思いますが、注目するところはその中の「MOD_CLASSES」というやつです。
1.13.xからこの変数を[modid]%%[Path]という形に書き換える必要があります。
大抵はIDの方だけ決めたら書き換えておけば大丈夫だと思います。
実はアイテムやブロックの登録まわりも変わっててかなり地獄
今回は急遽セットアップ周りだけのメモでしたが、どうやら他の部分もかなり変更が入ってるようです。アイテムやブロックの登録は若干、面影ぐらいはありますが……。
こっちの方も理解したら書きたいですね。できたら動画にまとめたいなあ。
そういえば、1.13環境のForgeがリリースされたことでバニラのソースが間接的にですが見れるようになりました。もちろん手が加わってはいるので参考になるか見極めが必要ですが。
いろいろな検証とかも進展する……?のかな。
では、また次回。